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みやたサイクル自転車屋日記

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タグ:除雪機修理 ( 23 ) タグの人気記事


2019年 11月 21日

ヤマハ YT970E 作業灯のマウントとオーガベアリング交換

ヤマハの小型除雪機 YT970E が点検修理で入庫いたしまして、色々と修理箇所が有りましたのでご紹介いたします。


先ずは、作業灯の取付修理から。
作業灯がぐらついていると、コントロールパネルが割れてしまいます。
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割れた部分をカットして厚めのマウントプレートを溶接する修理方法が良いのですが、今回はステンレスの板で上下から挟み応急処置程度の修理になります。

プレートで挟んだ時に、隙間ができない様に、パネルを板金ハンマーで慣らしてから、コントロールパネルに合わせて湾曲されたステンレスの板で挟み込みます。
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作業灯のブラケットの取付はぐらつきが無くなりました。

作業灯とブラケットの取付ネジが欠品してぐらぐらしていたので、取り寄せようと思いましたが、ネジだけでは部品としてデリバリーされていないので製作いたしました。
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ステンレスの板から切り出してタップでネジ山を切りました。(歪になってしまった…。)
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作業灯のグラつきはなくなりました。
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お次は、オーガベアリングの交換です。
オーガを回した時、ガラガラ音が鳴っていたので、ベアリングの不良と判断いたしましたので、交換作業をいたします。
オーガと車体を分離した後、プーリーを外すのですが、頑固な固着の為、あんな方法やこんな方法を駆使して半日の格闘の末無事に外す事ができました。
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肝心のベアリングは、下の動画の様にかなりがたつきが有りました。
このまま使用していたら、ベアリングが粉砕して他の部分に損傷を及ぼします。


車体とオーガを分離したついでに、摩耗していたVベルトも交換いたしまして、絶好調になりました!









by miyatacycle | 2019-11-21 08:25 | 除雪機 | Comments(0)
2019年 02月 13日

シュートが旋回しない原因として…。

最近の除雪機のシュートは、ヤマハ、ホンだ共にモーターで旋回するのですが、長年使用していると故障の為に動かなることが有ります。
その原因の大半は、スイッチまたはモーターのどちらかです。
スイッチの接点不良が多く、その場合修理は、スイッチ交換ですので数千円で済むのですが、モーターが動かない場合も良くあります。
モーターが動かない場合は、モーター交換になってしまいますので、¥15,000ぐらいかかります。
モーターが動かない原因は、ギヤボックスからモーターへの水の侵入が考えられます。
今回、動かなくなってしまったモーターを分解してみましたので、ご覧下さい。
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ギヤボックス内に水が浸入し、錆とグリスが混じり茶色くなっております。
水抜き穴も有るのですが、水は抜けずモーター内部に入り、ブラシ部分の接点不良が起こります。
ブラシは交換できない構造になっておりますので、モーターアッセンブリーでの交換になります。
モータの不良を起こさない様にするには、グリスアップと、使用後の雪の除去、外への放置を避ける様にしていただく事をお勧めいたします。





by miyatacycle | 2019-02-13 22:00 | 除雪機 | Comments(0)
2019年 02月 13日

YSM870 シュートコントロールがポッキリ折れちゃった・・・。

YSM870 シュートコントロールがポッキリ折れちゃったお客様からの修理依頼をお受けいたしました。
シュートの向きを変える為のリンク部品ですが、クルクル回しているうちに、ブラケットとの摩擦でパイプが擦り減ってきまして、負荷がかかった時にポッキリ折れてしまったようです。
古いモデルですので交換部品の在庫も無く、修理する事になりました。
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車体から外し作業しやすい状態にしまして、折れた部分を綺麗に整えます。
そのまま溶接すると長さが短くなってしまいますので、強度アップも考え、パイプに鉄材を削り入れて溶接する事にしました。
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溶接後は、綺麗に研磨し、形を整えて塗装して修復作業完了です。
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リンクを組み直し、車体に組み付けて修理完了です!
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もう同じ個所で折れることはないでしょう。
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20年前の除雪機の部品は、廃盤になっていることが多いです。
直せるものと直せないものがありますので、御相談下さいませ。



by miyatacycle | 2019-02-13 08:49 | 除雪機 | Comments(0)
2018年 02月 03日

YT1070走行不良

本日、修理で入庫の『 YT1070 』は、走行時に『 カクカク 』となって、走行がままならない現象です。

症状から、不良部分を検討つけて作業に入ると、ドライブシャフトのベアリングのネジが外れて、『 ガタガタ 』しておりました。
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かみ合わずに、回転していたギヤの欠けが無いかチェック、大きな破損が無いので、組み直してチェックです!
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問題が無ければ、正常な状態に戻しお客様へ納車でございます。


チルト時に違和感がある時は、何かしらの不良個所がございますので、点検をお勧めいたします。







by miyatacycle | 2018-02-03 12:51 | 除雪機 | Comments(0)
2018年 01月 20日

エンジンがかからなくなったYT660EDJ


昨日、除雪機のエンジンがかからないと言う修理依頼をいただきました。
当店のクレーン付き軽トラックが、大活躍です!
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リコイルスターターを引く事が出来ず、スターターモーターでの始動もできないと言う事なので、早速ゼネレーターカバーを外して原因が分かりました。
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ローター下部のフィンが凍り付き回らなくなっていたんですね!



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氷を除去しまして、ローターが回る様になりました。



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ゼネレーターカバーとリコイルスターターを取り付けて、エンジンの始動を確認いたしました。
バッテリーも弱っている様です。


カバーをしない状態で、外に保管しているそうですので、それが原因で雪解け水や雨水が溜まり、気温が低くなると内部に溜まった水が凍り付いてエンジンがかからなくなってしまったのでしょう。
他の不具合を発生する可能性が有りますので、外で保管する場合は、必ずカバーを使用しましょう。







by miyatacycle | 2018-01-20 13:10 | 除雪機 | Comments(0)
2017年 12月 15日

折れた除雪機のハンドルを溶接にて修理。


屋根の雪が落ちてきて、除雪機のハンドルに直撃して折れてしまった様です。
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折れた部分を溶接し、歪みを直し補強を入れました。
純正のハンドルより強度UPしました!





by miyatacycle | 2017-12-15 20:11 | 除雪機 | Comments(0)
2017年 01月 17日

『 ヤナセ 55-5SⅡ 』のオーガ ウォームホイール修理最終章

『 ヤナセ 55-5SⅡ 』のウォームホイールが欠けてしまった続編です。

メーカーに問い合わせたところ、年間数個作っていると言う事で、オーナー様と相談いたしまして、直すことになりました。
この部品は単品で、3万円弱でして、この除雪機も2年ほどしか使わないと言う事で、シール、ベアリング等は、そのままで、ウォームホイールとVベルトのみの交換になりました。
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組みつけていきます。
幸い、ウォームギヤには、大きな傷が見られないので、洗浄してそのまま組み付けました。
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組みつけ完了!
作動確認OK!
と言う事で、遅くなってしまいましたが、閉店後に納めさせていただきました。
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古い除雪機になりますと、部品が出ない事が多いですが、今回の場合、年間に数件の問い合わせが有るようで、数個づつ生産しているそうです。
たぶん、シャーボルトを折れない様にしている方が多いのでしょう・・・。
部品は、規格に合った指定品を使いましょう!







by miyatacycle | 2017-01-17 09:11 | 除雪機 | Comments(0)
2017年 01月 16日

『 ヤナセ 55-5SⅡ 』のオーガ ウォームギヤ が何故欠けたのか・・・

前回ご紹介した『 ヤナセ 55-5SⅡ 』のウォームギヤが、欠けた原因について考えてみました。

回ろうとしているギヤに対して大きな力が加わった為に欠けた様に思えたので、それについて調べてみました。
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おそらく、シャーボルトの部分に取り付けられていた、ステンレス製と思われる2本のネジが原因かと思われます。
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本来であれば、高回転で回って雪を掻くオーガ部分に、強い衝撃が加わった時にシャ-ボルトが折れて、ギヤボックスにダメージを受けない様な仕組みになっているのです。
最近、修理やメンテナンスで入庫する除雪機のオーガ部分を見ると、ステンレス製のネジが付いている除雪機が多くみられます。
シャーボルトがなぜ折れるのか、もっと知っていただきたいです。







by miyatacycle | 2017-01-16 08:25 | 除雪機 | Comments(0)
2017年 01月 15日

ヤナセ『 スノースロワー 55-5SⅡ 』オーガが回らない!

昨日、オーガが回らなくなり修理依頼をいただきましたヤナセの小型除雪機『 スノースロワー 55-5SⅡ 』が入庫。

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原因を検証するべく、簡単に直る部分から分解を進めていきます。
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最終的に、一番大変な場所に辿り着きました。
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ウォームホイールが割れて、噛み込んでおります。
ヤナセは取り扱いが無い為、すぐに部品の有無が分かりませんので、月曜日の部品確認で、修理する?か、廃車?か、と決断に迫られます!
古い除雪機ですので、オーナー様の判断を待つことになります。


古い除雪機は、残念ですが直せなくなるケースがございます・・・。







by miyatacycle | 2017-01-15 15:30 | 除雪機 | Comments(0)
2017年 01月 15日

ヤンマー YSRA1000DX オーガが回らない!

ヤンマーの除雪機は、部品の仕入れができないので基本の修理のみになりますが、お受けしておりまして、『 オーガが回らなくなり、雪が飛ばせない 』との修理依頼をお受けいたしました。

その場合、インペラ(またはブロワー)に異物が噛み込んでいる事が有り、無理をするとVベルトから煙が出て、切れてしまいます。


写真のインペラとケースの間に、挟まっているのがおわかりでしょうか?
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アウトドアで使うペグの様な杭が噛み込んでいて、回らなくなっておりました。
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煙が出たとの事で、Vベルトを確認した所、融けていた部分が有り、熱劣化も考えられるので同時に交換いたしました。
走行Vベルトも、ついでにと言う事で、交換させていただきました。
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個人で修理される方で、オーガを上げて修理する時は、油圧が下がって下敷きになる事故が多い様ですので、お気を付け下さいませ。
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油圧じゃない方も、落下により挟まれる事故防止の為に、このようにストッパーをお忘れなく!





by miyatacycle | 2017-01-15 14:54 | 除雪機 | Comments(0)