最近の除雪機のシュートは、ヤマハ、ホンダ共にモーターで旋回するのですが、長年使用していると故障の為に動かなることが有ります。
その原因の大半は、スイッチまたはモーターのどちらかです。
スイッチの接点不良が多く、その場合修理は、スイッチ交換ですので数千円で済むのですが、モーターが動かない場合も良くあります。
モーターが動かない場合は、モーター交換になってしまいますので、¥15,000ぐらいかかります。
モーターが動かない原因は、ギヤボックスからモーターへの水の侵入が考えられます。
今回、動かなくなってしまったモーターを分解してみましたので、ご覧下さい。
ギヤボックス内に水が浸入し、錆とグリスが混じり茶色くなっております。
水抜き穴も有るのですが、水は抜けずモーター内部に入り、ブラシ部分の接点不良が起こります。
ブラシは交換できない構造になっておりますので、モーターアッセンブリーでの交換になります。
モータの不良を起こさない様にするには、グリスアップと、使用後の雪の除去、外への放置を避ける様にしていただく事をお勧めいたします。