YSM870 シュートコントロールがポッキリ折れちゃったお客様からの修理依頼をお受けいたしました。
シュートの向きを変える為のリンク部品ですが、クルクル回しているうちに、ブラケットとの摩擦でパイプが擦り減ってきまして、負荷がかかった時にポッキリ折れてしまったようです。
古いモデルですので交換部品の在庫も無く、修理する事になりました。
車体から外し作業しやすい状態にしまして、折れた部分を綺麗に整えます。
そのまま溶接すると長さが短くなってしまいますので、強度アップも考え、パイプに鉄材を削り入れて溶接する事にしました。
溶接後は、綺麗に研磨し、形を整えて塗装して修復作業完了です。
リンクを組み直し、車体に組み付けて修理完了です!
もう同じ個所で折れることはないでしょう。
20年前の除雪機の部品は、廃盤になっていることが多いです。
直せるものと直せないものがありますので、御相談下さいませ。